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分厚い防寒着を着ているのに、なぜか寒い。その原因は、上着ではなく、いちばん内側に着ている防寒インナーにあることが少なくありません。
冬の現場では、作業中に思った以上に汗をかきます。そして、その汗が乾かないまま休憩に入ると、濡れた服が体温を奪い、一気に冷えてしまいます。つまり、冬の寒さ対策は、肌に触れるインナー選びから始まっているのです。
この記事では、防寒インナーの選び方を3つのポイントで整理し、バートルの冬用インナーと、首元や顔を守る小物まで、作業服専門店だいまつのスタッフが紹介します。

防寒インナーの役割は、大きく分けて2つあります。

1つは、汗を逃がして肌をドライに保つことです。汗が乾きにくい綿のTシャツなどを着ていると、汗冷えの原因になります。そこで、吸水速乾性のある素材のインナーを選ぶと、作業中にかいた汗をすばやく外に逃がしてくれます。
もう1つは、体温で温まった空気を肌のそばにためることです。裏起毛の素材や、体にフィットする作りのインナーは、肌との間に暖かい空気の層をつくり、冷えを防いでくれます。
だからこそ、防寒インナーは「暖かいかどうか」だけでなく、「汗をどれだけ逃がせるか」もあわせて選ぶことが大切です。
防寒インナーを選ぶときは、次の3つを確認しましょう。
1つ目は、吸水速乾性です。汗をかく作業が多いほど、すばやく乾く素材が快適です。
2つ目は、暖かさです。真冬の屋外なら、裏起毛など保温性の高いタイプを選びます。一方で、動きの激しい作業や屋内の現場なら、薄手のタイプのほうが汗をかきすぎずにすみます。
3つ目は、肌ざわりとフィット感です。体にぴったり沿うフィットタイプは保温性が高く、上に服を重ねてもごわつきにくいのが特徴です。締め付けが苦手な方は、ゆとりのあるタイプを選ぶとよいでしょう。
| 品番 | アイテム | 素材の特徴 | 生地の厚さ | サイズ | カラー |
|---|---|---|---|---|---|
| 4091 | ホットフィッテッド(長袖) | 裏起毛、吸水速乾、制電ケア | 6段階中4 | S〜XXL | 6色 |
| 4077 | ホットフィッテッドパンツ | 裏起毛、吸水速乾、制電ケア | 6段階中4 | S〜XL | 2色 |
| 4114 | コットンフィッテッド | 綿90%、吸水速乾、UVカット | 6段階中2 | S〜XXL | 3色 |
| 4113 | ハーフジップシャツ | ブロックフリース、吸水速乾 | 6段階中5 | M〜XL | 4色 |
| 4070 | ドライフィット(オールシーズン) | 高い吸水速乾性、UVカット | 6段階中1 | S〜XXL | 6色 |
生地の厚さは、バートルのカタログの6段階表示(数字が大きいほど厚い)にもとづいています。
4091 ホットフィッテッドは、よく伸びるストレッチ素材の裏側を起毛させた、冬用のインナーです。体のラインに沿ってフィットするので、肌のそばに暖かい空気をためられます。汗を吸ってすばやく乾かす加工に加え、静電気を抑える糸や消臭テープも使われていて、一日着ていても不快になりにくいのが特徴です。縫い目が肌に当たりにくい縫い方なので、動いたときのこすれも気になりにくくなっています。

4091 ホットフィッテッド

下半身には、同じシリーズの4077 ホットフィッテッドパンツがおすすめです。防寒パンツの下にはくだけで、膝まわりや太ももの冷えがかなり和らぎます。なお、4077は前開きの仕様ですが、Sサイズは前開きがありません。

4077 ホットフィッテッドパンツ
4114 コットンフィッテッドは、綿90%の生地に、吸水速乾性とストレッチ性を高めたインナーです。化学繊維のインナーが肌に合わない方や、綿のなめらかな肌ざわりが好きな方に向いています。ただし、天然素材のため、洗濯や乾燥で縮むことがあります。


4113 ハーフジップシャツは、ほどよい保温性のブロックフリース素材を使ったシャツです。ナチュラルなフィット感なので、ぴったりしたインナーが苦手な方でも着やすく、首元のファスナーで体温の調整もできます。なお、4113はセット販売限定の商品なので、ご購入方法はストアでご確認ください。

4113 ハーフジップシャツ
4070 ドライフィットは、オールシーズン使える薄手のインナーです。吸水速乾性が高く、重ね着してもかさばりません。暖房の効いた屋内での作業や、まだ暖かい秋口には、厚手のインナーよりもこちらが快適です。


インナーに加えて取り入れたいのが、首元や顔を守る小物です。首まわりは太い血管が通っていて冷えを感じやすい場所なので、ここを覆うだけでも体感がかなり変わります。
4092 ネックゲイターは、裏起毛の2層構造で、首元をしっかり温めてくれます。ドローコードで締め具合を調整できるのも便利です。さらに顔まで覆いたいときは、4068 ホットバラクラバがあります。裏起毛のよく伸びる素材で、6通りの着け方ができます。どちらもセット販売限定の商品なので、ご購入方法はストアでご確認ください。


どの防寒インナーが合うかは、働く場所や作業の内容によって変わります。目安を表にまとめました。
| 現場・作業 | おすすめの防寒インナー | 理由 |
|---|---|---|
| 真冬の屋外、動きの少ない作業 | 4091+4077 | 裏起毛で上下とも暖かい |
| 屋外で汗をかく作業 | 4091 | 暖かさと吸水速乾性のバランスがよい |
| 化学繊維が肌に合わない方 | 4114 | 綿のなめらかな肌ざわり |
| 暖房の効いた屋内、秋口 | 4070 | 薄手で汗をかきすぎない |
| 休憩中や移動中も快適に | 4113 | ゆとりがあり、首元で体温を調整できる |
なお、同じ現場でも、朝と昼では気温が大きく違うことがあります。そのため、厚手の防寒インナーを1枚だけ持つより、厚さの違うインナーを2種類用意して、天気や作業に合わせて使い分けるのもおすすめです。
フィットタイプの防寒インナーは、体にぴったり合うサイズを選ぶのが基本です。大きすぎると肌との間にすき間ができ、暖かさや汗を逃がす力が落ちてしまいます。
また、インナーの上には、中間着と防寒ジャケットを重ねる「3層」の考え方がおすすめです。インナーで汗を逃がし、中間着で熱をため、アウターで風と雨を防ぎます。重ね着の詳しい組み合わせは、バートル冬服で寒さ対策|インナー・アウター・パンツの重ね着術で紹介しています。下半身の防寒は、防寒パンツおすすめ2026|バートルで選ぶ現場別の暖かい1本もあわせてご覧ください。
冬の寒さ対策は、いちばん内側のインナーから始まります。暖かさだけでなく、汗を逃がす力や肌ざわりまで見て選ぶことで、汗冷えを防ぎ、一日中快適に過ごせます。
真冬の定番なら4091と4077、綿の肌ざわりなら4114、ゆとりがほしいなら4113、秋口や屋内なら4070が目安です。首元の冷えには、ネックゲイターやバラクラバもあわせて取り入れてみてください。サイズや最新の取り扱い状況は、だいまつネットストアでご確認ください。
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