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朝の現場で手がかじかみ、昼には汗をかき、夕方には小雨に降られる。バートルの防寒着を選ぶときに迷うのは、冬の寒さが一種類ではないからです。だからこそ、「とにかく分厚い一着」を選んでも、動きにくかったり、蒸れて体が冷えたりと、思ったほど快適にならないことがあります。
バートルの防寒着は、防水、電熱、ストレッチ、洗いやすさと、それぞれ得意分野がはっきり分かれているのが特徴です。つまり、自分の現場に合うタイプさえ決まれば、選ぶのはそれほど難しくありません。
この記事では、2026年秋冬のバートルの防寒着を4つのタイプに分け、新作と定番の中から現場に合う1着を選ぶ方法を、大阪・摂津の作業服専門店だいまつのスタッフが解説します。

まず、バートルの防寒着をざっくり4つに分けて整理します。どのタイプにも優劣があるわけではなく、向いている現場が違うと考えてください。

| タイプ | 向いている現場・人 | 代表的な品番 |
|---|---|---|
| 防水防寒 | 屋外で雨・雪にあたる、土木・建設・設備 | 7630、7620、7610、5030 |
| 電熱(サーモクラフト)対応 | 冷え込みが厳しい屋外、動きの少ない作業 | 5050、8210、3274(ベスト) |
| ストレッチ・軽防寒 | 昇り降りや屈伸が多い、車移動が多い | 3260、7410、3230、3250 |
| 丸洗い・定番 | 汚れやすい現場、毎日洗って着たい人 | 5060、8210、7210、5260 |
選ぶときの順番は、「雨や雪にあたるか」→「どのくらい寒いか」→「どのくらい動くか」→「洗濯の頻度」です。上から順に当てはまるものを選べば、大きく外れることはありません。

2026年秋冬は、防水と安全性、エコ素材の分野で新しいモデルが加わりました。
なかでも注目なのが、7630 ハイビズ防水防寒ジャケットです。耐水圧15,000mm、透湿性20,000g/m²/24hrsという高い防水透湿性を持ち、縫い目から水が入らないようシームテープで処理されています。さらに、全方向に反射材を配したデザインで、暗い時間帯の作業でも周囲から見つけてもらいやすくなっています。なお、高視認性安全服の規格JIS T8127(クラス2)に適合するのは、ハイビズオレンジとハイビズイエローの2色だけです。規格品が必要な現場では、色選びに注意してください。

7630 ハイビズ防水防寒ジャケット

もう一つの新作が、7430 防寒ジャケットです。表地にペットボトル由来の再生糸を使ったエコ素材で、耐水圧は10,000mm。背中には太陽光などの熱をためて保温する素材を配置しています。静電気を防ぐ作業服の規格JIS T8118に適合しているので、静電気を嫌う現場でも着やすい一着です。サイズはS〜4XLまでそろいます。

7430 防寒ジャケット

このほか、ミリタリー調の軽量ジャケット3270、電熱パッド専用の軽量ベスト3274と新しい電熱パッドTC501も登場しました。電熱まわりの新作は、4章で詳しく紹介します。

3274 サーモベスト

屋外で天候に左右される現場なら、まずは防水防寒タイプから選ぶのが安心です。というのも、防寒着は濡れると一気に保温力が落ちるからです。
バートルの防水防寒ジャケットは、定番の7610、軽さと防水性のバランスがよい7620、新作の7630、薄手で耐水圧20,000mmの5030の4モデルが中心です。耐水圧や透湿性、保温素材の違いは、バートル防水防寒ジャケット比較|7610・7620・7630・5030の違いで詳しく比べています。

7620 防水防寒ジャケット

じっと立っている時間が長い警備や誘導、早朝の屋外作業では、着込むだけでは限界があります。そこで頼りになるのが、背中の電熱パッドで体を温める「サーモクラフト」対応の防寒着です。
5050 防寒ジャケットは、電熱パッドを取り付けられるうえ、フルハーネスのフックハンガーやランヤードの取付口も備えています。高所作業がある現場でも使いやすいのが強みです。綿とポリエステルの起毛素材で、肌ざわりがやわらかいのも特徴です。同じシリーズに5054 防寒ベストもあります。

5050 防寒ジャケット
8210 防寒ジャケットは、綿100%のアーミーサテンを使ったミリタリー調のモデルです。電熱パッドに対応し、家庭で丸洗いできるのも便利なところです。

2026年の新作3274 サーモベストは、電熱パッド専用の軽量ベストです。新しい電熱パッドTC501は、バッテリーAC10専用で、AC09以前のバッテリーは使えません。電熱パッドとバッテリーはどちらも別売りなので、組み合わせは購入前に確認してください。電熱ウェアを使った重ね着は、バートル冬服で寒さ対策|インナー・アウター・パンツの重ね着術で紹介しています。

一方で、足場の昇り降りや、しゃがむ・腕を伸ばす動きが多い現場では、厚手の防寒着がかえって負担になります。そうした現場に向いているのが、伸長率40%以上の「クレイジーストレッチ」素材を使ったモデルです。
3260 ストレッチフーディ防寒ジャケットは、よく伸びる生地に防水・防風の加工を施し、裏地のマイクロフリースで保温性も確保しています。ベストタイプの3264と組み合わせれば、気温に合わせて上着を替えられます。7410 防風ストレッチ軽防寒ブルゾンは、やや細身のシルエットで、着ぶくれしにくいのが魅力です。

3260 ストレッチフーディ防寒ジャケット


7410 防風ストレッチ軽防寒ブルゾン
中綿の入っていない3230 ストレッチパーカや3250 ジャケットは、秋口や、車での移動が多い営業・設備の方にちょうどよい暖かさです。
泥や油で汚れやすい現場では、家で気軽に洗えるかどうかが意外と大切です。
5060 防寒ブルゾンは、家庭で丸洗いできる仕様で、耐水圧10,000mmの防風素材を使っています。見た目はがっしりしていますが、着てみると軽いのが特徴です。同じシリーズに5064 ベストと5062 パンツもあり、上下でそろえられます。

長く愛されている定番なら、全身を保温素材で包む7210 防寒ブルゾンです。軽さと暖かさのバランスがよく、だいまつでも毎年よく選ばれています。詳しくはバートル7210防寒ブルゾンが選ばれる理由をご覧ください。

7210 防寒ブルゾン
普段着にもなじむ一着がほしい方には、MA-1型の5260 フライト防寒ジャケットも人気です。


「バートルの防寒着で最強はどれ?」と聞かれることがよくあります。とはいえ、現場によって求められる性能が違うので、一着に決めるのは難しいのが正直なところです。そこで、だいまつでは次のようにお答えしています。
| 求める性能 | だいまつのおすすめ |
|---|---|
| 雨・雪への強さ | 7630(耐水圧15,000mm・透湿性20,000g/m²/24hrs)、または耐水圧20,000mmの5030 |
| 暖かさ | 電熱パッド対応の5050・8210 |
| 動きやすさ | 3260、7410 |
| 総合バランス | 7210、7620 |
つまり、「最強」は現場の数だけあります。迷ったときは、いちばん困っている寒さ(雨なのか、冷えなのか、動きにくさなのか)から選ぶのが近道です。
防寒着を新しくしても、下半身が冷えていては体はなかなか温まりません。上着と同じシリーズのパンツをそろえると、防水性や保温性の考え方が上下で一致するので、ちぐはぐになりにくくなります。パンツの選び方は、防寒パンツおすすめ2026|バートルで選ぶ現場別の暖かい1本で詳しく紹介しています。
また、インナーを冬用に替えるだけでも、体感はかなり変わります。インナーからアウターまでの重ね着は、バートル冬服で寒さ対策を参考にしてください。
バートルの防寒着は、防水、電熱、ストレッチ、丸洗いと、タイプごとに得意分野がはっきりしています。だからこそ、自分の現場でいちばん困っている寒さを先に決めれば、選ぶのはそれほど難しくありません。
2026年は、ハイビズの7630やエコ素材の7430など新作も加わり、選択肢がさらに広がりました。だいまつネットストアでは、バートルの防寒着をシリーズごとにまとめています。サイズや最新の取り扱い状況は、ストアの商品ページでご確認ください。
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