メーカーさんの展示会に行くと、毎年アップデートされた魅力的な新作にワクワクしてしまいます。
営業スタッフさんからこだわりを聴くたびに、「今年はどんな風にお客様に紹介しようかな?」なんて、つい前のめりになります。
でも実は…
展示会の一番の醍醐味は、カタログにもネットにも載っていない、“ここだけの話”を聞けることなんです。
もちろん、全てが公開OKというわけではありませんが、これはぜひお客様にもお伝えしたい!という、商品の付加価値を高める情報が盛りだくさん!
この記事では、そんなメーカーさんの想いやこだわりを交えながら、2025年SSの人気商品、バートル、アイズフロンティア、桑和(STUD’s)の空調服をご紹介します!
1.バートルエアークラフト”ハイバックシリーズ”|AC2031とAC2081
2.アイズフロンティア最新EFウェア|“格好良さ重視”の3モデル
3.桑和 STUD’s(スタッズ)のEFウェア|こだわりを極めた高級感×涼しさの両立
昨年、バートルのエアークラフトシリーズの中で背中の上部にファンの穴が付いた”ハイバック”シリーズが大ヒットしたことは、皆さま、周知のことだと思います。
実はそのハイバックAC2031が、今年はさらに進化したんです。
★進化ポイントは?
実は昨年、一部のお客様から
「洗濯後に内側のフィルムが剥がれてしまった」
という声が寄せられていました。
その声を受けて、バートルでは裏地のコーティングを変更。より丈夫で長持ちする仕様へと改良されたのです。
さらに、このモデルはエアークラフトシリーズの中で唯一のストレッチ素材採用モデル。
ポリウレタン10%混の生地で、体の動きにしっかりフィットし、作業中のストレスを軽減してくれます。
AC2081は、ハイバック構造はそのままに、素材と快適性が大幅にパワーアップしました。
生地には「布帛(ふはく)」と呼ばれる高耐久ナイロン素材を使用。さらに、裏面にはアルミコーティングが施されていて、遮熱効果があります。
丈夫な生地で遮熱もあるので、特に屋外のハードな現場の職人さんには使っていただきたい新作です。
●ちなみにちょこっと裏話——
実はこのAC2081シリーズ、ストームブラックだけポリエステル生地なんです。
理由は「ナイロン生地には、このカラーのオシャレなプリント柄がうまく乗らないから」。
着心地にさほど差はありませんので、購入時にそこまで神経質にならなくてもOKですが、ちょこっと裏話としてご紹介しました。
昨年はハイバック買えなかった!という方のために、今年はハイバックシリーズを2品番準備していますので、ぜひGETしてくださいね。
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アイズフロンティアの営業スタッフさんが、力強く仰っていて印象的だったのは、
「アイズフロンティアのEFウェアは、毎年、他社と被らない格好良さを出すために本気で企画を考えています!」とのメッセージ。
その2025年新作は、3シリーズあります。
大胆なブルーの裏地が特徴的です。
個人的にこのブルーはパッと目を引きますし、上品な印象でとても好きなお色です。
スポーツテイストのシャープなデザインですが、チラリと見えるオシャレな裏地が、着る人の個性を引き立てますよね。
表面は落ち着いてるのに、裏が派手。必ずどこかにアクセントが入るところがアイズフロンティアって感じです。
(わたくし個人の感想です)
このシリーズは表面のマット加工がポイントです。
光沢感を出すと言っても、ただ出すのではなくマット加工にしていることで、テカリすぎず、鈍く光りひと味違う質感を演出します——
ヨーロッパのレーシングスポーツを意識したデザインだと仰っていました。
ブラックや、薄めのグレーなど落ち着いたカラー展開が特徴のこのシリーズは、クールに大人カッコいいテイストで着こなしてほしいとの想いがあるそうです。
そのため、あえてベストは展開せずに半袖のみ。
ベストは子どもっぽくなってしまうから、とのことでした。
今、空調服の流行といえば”ハイバック”や”サイドファン”ですが、アイズフロンティアでは、実は社内で何度もどの位置が涼しいかを試したそう。
結果は、どの位置も「涼しさの体感に差がなかった」
だったらデザインを優先しよう!という判断で、全シリーズ「ローポジション」展開となりました。
理由はもちろん、カッコよく見えるから!
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最後に、桑和のラグジュアリーブランド「STUD’s(スタッズ)」から出たEFベストをご紹介します。
これがまたすごいんです!!
紹介する商品は、S1901 EFウェア用の半袖ブルゾンと、S1906 EFウェア用のベストです。
この商品の説明で、開口一番に営業さんが仰った言葉です。
「正直、良い生地使いすぎました」と。
使われているのは、日本製のナイロンで、そこにシワ加工が施されています。
ウェアの上から腰道具を付けたいという職人さんの声を受け、腰道具を付けてもすぐにボロボロにならないように丈夫な生地を選んだそうですが…コスト面で結構がんばられたそうです。
皆さまは「シレ加工」ってご存知でしょうか?
布の目を潰して気密性を高め、高級感のある見た目を出すために用いられる手法です。
よく耳にする高級ブランドなんかも、服の表面に「シレ加工」が施されているケースがよくあります。
STUD’sのEFウェアは、なんとこのシレ加工を生地の裏側に施しているのです!
シレ加工を行うことによって、遮熱性と気密性が高まるため、風抜けを防いで空調機能をしっかり循環させる構造になるのだそうです。
これには、ダイマツご一行も深く感心し、すごいなぁ~と声が漏れていました。
そんな中、
「シレっとシレ加工してるんですね」と、ぼそりと言ったダイマツメンバーもいましたが、それはみんな軽く流していました(笑)
他にも、スタッズならではの工夫をご紹介します!
根強いSTUD’sファンはすでにも手に取られているかもしれませんが、まだ着用したことがない方は、ぜひ2025年新作の空調服を試してみてください!
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さて、いかがでしたか。
展示会で語られたこだわりをほんの一部を交えながら、2025年新作空調服をご紹介しました。
これはあくまで、私の見解ですが、
一度、ご検討ください!
いずれにしても、「買いたいと思ったときには売り切れてた」というのが昨年の現場ですので、気になった今が買い時です!
あなたの夏を乗り切る1着、ぜひ見つけてください。
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この記事の監修者
株式会社ダイマツ
https://daimatsu-workwear.com
大阪府摂津市に拠点を持ち、48年以上にわたり高品質な作業服を提供。業界内外で高い評価を得ており、BURTLE、寅壱、I’Z FRONTIERなどの人気ブランドを取り扱っています。
作業服の他、安全靴、工具、ヘルメットなど幅広い商品ラインナップを展開し、独自のカスタムオーダーサービスで職人ニーズに応えています。
執筆者:谷優子
Instagram:https://www.instagram.com/secretaria_mc/
Youtube「だいまつチャンネル」
だいまつ公式YoutubeチャンネルのMCとして出演。
長年のMC経験を活かし、作業服や関連アイテムに関する情報をわかりやすく提供しています。