1.空調服の涼しさは「ファン」で決まる
2.バートル 空調服ファンの役割と基礎知識
3.風量とファンの仕組みを理解する
4.最新ファンユニットの主要スペック
5.ファン位置による涼しさの違い
6.互換性と対応型番の確認が肝心
7.ファンの取り付け・交換方法
8.失敗しないファンの選び方:4つの視点
9.よくある質問(Q&A)
10.まとめ:自分の現場に合うファンを

空調服の心地よさを生み出している主役――それは、何と言ってもファンです。ウェアの内部に外気を取り込み、汗を気化させながら体の表面に風を巡らせる。この一連の仕組みのすべてが、ファンの送風能力にかかっているんです。どんなに優れたウェアを着ていても、ファンの性能が伴わなければ、期待した涼しさは得られません。逆に言えば、ファン選びを正しく行うだけで、同じウェアでも体感はガラッと変わってくるんですよ!
バートルの空調服「エアークラフト」シリーズでは、ファンユニットも年々進化を続けています。風量はもちろん、静音性や防水性、取り付けやすさといった細部まで作り込まれており、選択肢もどんどん広がってきました。その分、「どのファンを選べばいいの?」「手持ちのウェアに付けられる?」「壊れたときはどう交換するの?」といった疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
本日のブログでは、ファンの基礎知識から風量の考え方、ファン位置による涼しさの違い、互換性の確認方法、そして取り付け・交換の手順までを順を追ってご紹介します。新たに揃える方も、故障で買い替えたい方も、ぜひ参考にしてください!

空調服におけるファンの役割は、単に「風を出すこと」ではありません。外気をウェア内部に効率よく取り込み、その空気を体の表面に行き渡らせ、汗の気化を促して体温を下げる――この循環をつくり出すのがファンの本質的な仕事です。つまりファンは、空調服という冷却システムの「ポンプ」のような存在なんです。
バートルのエアークラフトファンは、バッテリーから供給される電力で回転します。そのため、ファン単体の性能だけでなく、組み合わせるバッテリーの電圧によっても風量が変わってきます。高い電圧をかければファンはより速く回り、力強い風を送り出しますが、その分バッテリーの消費も早まります。ファンとバッテリーは常にセットで考える――これが空調服選びの基本中の基本です!
また、ファンユニットには防水仕様が施されているものもあり、不意の雨や汗に対する耐性が高められています。屋外作業が中心の方にとって、この防水性は見落とせないポイントですよね。加えて、静音性に配慮した設計も進んでおり、長時間身につけても気になりにくい仕様になっています。毎日装着するものだからこそ、こうした使い心地に関わる要素も選定時に意識しておきたいところです。

ファン選びで核心となるのが「風量」です。風量とは、ファンが一定時間にどれだけの空気を送り出せるかを示す数値で、空調服の涼しさを直接左右します。風量が大きいほど、より多くの外気をウェア内に取り込み、汗の気化を活発に促せるため、強い清涼感が得られるんです。
ただし、ここでも電圧との関係を押さえておく必要があります。最新のファンユニットは複数段階の電圧に対応しており、電圧を上げれば風量が増す一方で、バッテリーの稼働時間は短くなります。猛暑のなかで最大風量を使えば力強く冷やせますが、その分こまめな充電や予備バッテリーが必要になる、という関係です。涼しさと持続時間のどちらを優先するかは、作業環境によって変わってきますよね。
大切なのは、「常に最大風量で使う」のが最適とは限らないということ。気温の高い時間帯には強い風で一気に冷やし、それほど暑くない場面では風量を抑えてバッテリーを節約する。こうしたメリハリのある使い方ができてこそ、空調服は一日を通して快適に機能します。ファンを選ぶ際は、最大風量の数値だけでなく、風量を細かく調整できるかどうかにもぜひ注目してみてください!

それでは、バートルのエアークラフト2026年モデル、最新ファンユニットAC10-1・AC10-2の主要スペックを見ていきましょう!数値を把握しておくと、製品ごとの違いが理解しやすくなりますよ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ファン型番 | AC10-1/AC10-2 ファンユニット |
| モーター | 防水ブラシレスモーター |
| 最大風量 | 毎秒120リットル(30V時) |
| 電圧切替段階 | 9V・16V・23V・30Vの4段階(ボタン操作で切替) |
| 電圧ごとの風量 | 30V:120ℓ/23V:91ℓ/16V:62ℓ/9V:38ℓ(毎秒) |
| 対応バッテリー | AC10(リチウムイオンバッテリー) |
| カラー展開 | AC10-1:ブラック1色/AC10-2:全6色 |
最新のAC10-1・AC10-2ファンユニットは、防水ブラシレスモーターを採用し、最大でなんと毎秒120リットルという豊富な風量を実現しています。ブラシレスモーターは耐久性と静音性に優れる方式で、長く使う道具として信頼性の高い構造です。風量は30V・23V・16V・9Vの4段階で切り替えられるため、その日の気温や作業内容に応じた細やかな調整ができます。
カラー展開が用意されている点も、地味ながら嬉しいポイント♪ 定番のAC10-1はブラック、カラーモデルのAC10-2はマーリン・スパイダーレッド・ハニーピンク・オーシャンブルー・アーバンブラック・メタリックゴールドの全6色から選べるため、ウェアとの組み合わせで見た目にこだわることもできます。なお、これらのファンユニットはAC10バッテリーとの組み合わせを前提とした専用設計。他社製品との互換性はありませんので、購入時には対応関係を必ず確認しておきましょう。
★AC10-1/AC10-2ファンユニットの詳細はバートル公式サイトへ
>>「バートル公式サイトでファンユニットを見る」

意外と知られていませんが、空調服はファンが取り付けられる「位置」によっても、涼しさの感じ方が変わるんです。バートルのエアークラフトには、ファン位置の異なるさまざまなモデルが用意されており、作業姿勢や環境に合わせて選べるようになっています。代表的なファン位置の特徴を整理してみましょう。
| ファン位置 | 特徴・向いている場面 |
|---|---|
| ローバック | 背中の下部にファンを配置。風が上半身全体に巡りやすい標準的な位置 |
| サイドバック | 背面の左右にファンを配置。リュックやハーネス着用時も干渉しにくい |
| ハイバック | 背中の上部にファンを配置。立ち姿勢が多い作業で空気が抜けやすい |
たとえば、背負い装備やフルハーネスを着用する作業では、背中の下部にファンがあると干渉してしまうことがあります。そうした場面では、ファンが左右や上部に配置されたモデルのほうが快適に使えるでしょう。一方、特別な装備を使わない作業であれば、風が上半身全体に巡りやすい標準的な配置でも十分な涼しさが得られます。ご自身の作業姿勢や装備を思い浮かべながら、ファン位置との相性をぜひ考えてみてください!

ファンを買い替えたり買い足したりする際に、最も注意すべきなのが互換性です。「見た目が似ているから使えるだろう」という思い込みは、思わぬ失敗につながるんです。
エアークラフトの互換性は「世代」で整理すると分かりやすくなります。2026年モデルのAC10-1・AC10-2ファンユニットはAC10バッテリー専用の第3世代にあたり、24V以下の旧世代バッテリーとは組み合わせられません。唯一の例外は2025年モデルのAC09-1・AC09-2ファンで、専用の変換ケーブルを使えばAC10バッテリーでも使用できます。一方、2022〜2025年モデル(第2世代)同士であれば、年式をまたいでも組み合わせて使用できます。
もうひとつ押さえておきたいのが、ウェアとの関係です。エアークラフトのウェアはファン取り付け口が共通規格のため、年式にかかわらずどの世代のファンも取り付けられます。数年前のウェアに最新のAC10-1を装着することも可能で、ウェアの買い替えは必ずしも必要ありません。デバイスを新調する場合でも、多くはファンとバッテリーだけを買い替えれば対応できます。
なお、エアークラフトはバートル専用設計のため、他メーカーのバッテリーやファンとの互換性はありません。購入時は「ファンとバッテリーが同じ世代か」「例外の変換ケーブル対応に該当するか」の2点を確認すれば、「買ったのに使えなかった」というミスマッチを防ぎやすくなります。
ファンユニットは消耗品でもあるため、取り付けや交換の方法を知っておくと安心です。基本的な手順はシンプルで、慣れれば数分でできちゃいます。一般的な流れを順にご説明しますね。
まず、ウェアのファン取り付け口に、ファンユニットを裏側からはめ込みます。多くのモデルではリング状の固定パーツを回して締めることで、ファンをしっかり固定する仕組みになっています。ファンが斜めにならないよう、まっすぐ取り付けるのがコツです。次に、ファンから伸びるケーブルをウェア内部で配線し、バッテリーへと接続します。左右のファンがある場合は、ケーブルの分岐コネクタを介してまとめて接続するのが一般的です。
交換の際は、この逆の手順でファンを取り外し、新しいファンに付け替えます。取り付け前には、ファンとバッテリーの対応関係を改めて確認しておきましょう。なお、洗濯やお手入れの際は、ファンユニットとバッテリーを必ず取り外してから行うことが大切です。電子部品は水濡れに弱いため、この点を守ることで製品を長持ちさせられます。取り扱いに不安があるときは、付属の取扱説明書を参照しながら作業を進めると確実です。
★ファンの取り付け方法はこちらの記事でも紹介しています
ここまでの内容を踏まえ、ファン選びのチェックポイントを4つに整理します。ご自身の使い方に当てはめて確認してみてください。
2026年モデルのAC10-1・AC10-2はAC10バッテリー専用で、24V以下の旧世代バッテリーとは組み合わせられません(AC09シリーズのみ変換ケーブルで対応可)。逆に2022〜2025年の第2世代同士なら、年式をまたいだ組み合わせが可能です。ウェアのファン取り付け口は共通規格なので、手持ちのウェアはそのまま活かせるケースがほとんどです。
最大毎秒120Lの風量で一気に冷やしたい猛暑の現場なら2026年製のAC10システム、コストを抑えつつ手持ちのデバイスを活かしたいなら第2世代のセット、という選び分けができます。AC10バッテリーは9V・16V・23V・30Vの4段階で切り替えられます。30Vは約1時間使用後、自動的に23Vへ切り替わる仕様です。
現行のファンユニットはいずれも防水ブラシレスモーターを採用しており、防水性や静音性を高いレベルで備えています。最後の決め手になるのはカラー展開です。AC10-1は全5色、AC10-2は全2色。ウェアの色と合わせれば、現場での見た目にも統一感を出せます。
屋外作業が中心なら防水仕様が安心ですし、長時間装着するなら静音性も無視できません。毎日使う道具だからこそ、こうした細部の快適性にも目を向けておきたいところです。
可能です。ただし、ファンとバッテリーは同じ世代で組み合わせるのが基本です。2026年モデルのAC10バッテリーに24V以下の旧世代ファンは使えません(AC09-1・AC09-2のみ変換ケーブルで対応可)。第2世代(2022〜2025年)同士であれば、年式をまたいだ組み合わせも可能です。
Q. ウェアも買い替えないとダメですか?
多くの場合、不要です。エアークラフトのウェアはファン取り付け口が共通規格のため、従来モデルのウェアにも最新のAC10-1・AC10-2を取り付けられます。デバイスの新調時は、ファンとバッテリーだけを買い替えるのが最もコスパの良い選択です。
風量が大きいほど涼しさは増しますが、バッテリーの消費も早まります。重要なのは、複数段階で風量を切り替えられることです。場面に応じて使い分けられるモデルが使い勝手に優れます。
作業姿勢や装備によります。背負い装備やハーネスを使うなら、ファンが干渉しにくい位置のモデルが快適です。特別な装備がなければ、標準的な配置でも十分な涼しさが得られます。
基本的にははめ込んで固定パーツで締め、ケーブルをバッテリーに接続するだけのシンプルな手順です。慣れれば数分で行えます。不安があれば取扱説明書を参照してください。
バートルのエアークラフト専用設計のため、他社製品との互換性はありません。非対応の組み合わせは故障や事故の原因になるため避けてください。

バートルの空調服ファンを選ぶうえで最も大切なのは、対応バッテリー・ウェアとの互換性を確認したうえで、風量と電圧の切り替え幅、ファン位置との相性、そして防水性や静音性といった使い心地を見極めることです。最新のAC10-1・AC10-2ファンユニットは、防水ブラシレスモーターと毎秒120リットルの豊富な風量、4段階の電圧切り替えを備え、さまざまな現場に対応できる頼もしい一台に仕上がっています。
ファンは空調服の涼しさを生み出す主役であり、同時に消耗品でもあります。だからこそ、選ぶときは互換性を最優先に、使い方に合った性能を見極めることが大切です。取り付けや交換の手順も難しいものではないので、いざというときに備えて基本を押さえておけば安心です。自分の現場と作業スタイルにぴたりと合うファンを味方につけて、この夏も笑顔で乗り切ってください!
★バートルエアークラフトの最新ファン&バッテリーはこちらからご覧いただけます👇
>> [バートルエアークラフトの最新ファン&バッテリーを見る]
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この記事の監修者
株式会社ダイマツ
https://daimatsu-workwear.com
大阪府摂津市に拠点を持ち、48年以上にわたり高品質な作業服を提供。業界内外で高い評価を得ており、BURTLE、寅壱、I’Z FRONTIERなどの人気ブランドを取り扱っています。
作業服の他、安全靴、工具、ヘルメットなど幅広い商品ラインナップを展開し、独自のカスタムオーダーサービスで職人ニーズに応えています。
執筆者:谷優子
Instagram:https://www.instagram.com/secretaria_mc/
Youtube「だいまつチャンネル」
だいまつ公式YoutubeチャンネルのMCとして出演。
長年のMC経験を活かし、作業服や関連アイテムに関する情報をわかりやすく提供しています。