うだるような暑さが続く中、これまでダイマツブログでは、バートルのエアークラフトや、4つ穴カスタムファン、ハイバックウェアなど、主に「空調服」に関する最新アイテムをご紹介してきました。
ですが、ダイマツでは空調服以外にも、現場で働く皆さまが少しでも快適に、涼しくお過ごしいただけるような熱中症対策グッズを多数取り扱っています。
今回はその中でも、SNSで注目を集めている話題のアイテム4選をピックアップ!あなたの現場にぴったりの”熱中症対策グッズ”を見つけるヒントにしてください。
1.電源・ファン不要!水だけで冷却|アクアブロウ気化熱冷却ベスト
2.冷水が巡る!本格水冷システム|HOT-SCOP ハイビスICWベストプロXベスト
3.水冷+空冷のハイブリッド|山真 アイスマンHYBRID-PRO
バッテリーもファンも一切不要!必要なのは“水だけ”です。
使い方は「超簡単!」
水に浸して→絞って→着るだけ。
ポイントは絞る時も、ある程度の水分を残した状態にしておくと、涼しさを確保できます。
Q. 水分を残した状態にしておくと、服がびしょびしょにならないの?
そう聞かれることが多いのですが、
案外びしょびしょにならないのです!
スタッフも試してみましたが、着用時に「濡れてる?」と感じても実際に服は濡れていないので不思議な感覚。なので安心してお使いください。
電源の確保が難しいシーン、そもそも空調服やペルチェウェアといった電気を使った作業服の着用が禁止されている現場などで重宝され、すでにダイマツでも反響を呼んでいます。
サイズはM・L・LL・3Lの4種類で、状況によっては各サイズが欠品している場合もございますので、店舗でのお求めの際は事前にお問合せください。
ベスト全体が3層構造になっており、内側のアイスシルク生地が体温を吸収し、中間層の特殊素材が水分をロックしながら蒸発冷却、外側は通気性の高いメッシュ素材で、乾きやすく衛生的です。
冷却効果は約2〜3時間。ぬるくなってきたら再度水に浸して繰り返し使うことができます。
最初は硬めの質感となっていますが、水に浸すとふんわり柔らかくなるのが特徴で、重量は水を含んでも約500g程度。着ていることが気にならない程の軽さです。
ファン付き空調服と併用すると、涼しさも倍増すので、ぜひ着用の際は、空調服とセットで試してみてください。
CUCのハイビス ICWベストプロXセットは、冷水を循環させるシステムで、まさに“着るクーラー”のようなアイテムです。
ベスト内部に張り巡らされたホースを、背中のタンクに入れた氷水が循環し、全身を効率的に冷却。ファンが使えない粉塵現場や食品工場などでも使えるのが最大の魅力です。
冷却モードは3段階。
ただし、ポンプが止まっている間は暑さを感じやすくなるため、冷たさとバッテリーの稼働時間を考えると、モード2がオススメです。
氷水を補充するチャージボトルは、市販のペットボトルに水を入れて凍らせたものでもOK。荷物が多くなってしまうのですが、3〜4本持っておけば1日中安心と言えるでしょう。
ベスト自体の重量は約1.7kgほどあるものの、実際着用してみると、それほど重いとは感じませんでした。(個人差があります)
使用後はタンクの水を抜くだけでOK。汗と同じように内部に結露が出ますが、汗だくになる作業現場では、職人さんはあまり気にならないそうです。
高所作業などでフルハーネスを使う現場にも対応した設計で、アジャスター付きでサイズ調整も簡単。手洗い可能な防水設計も安心です。
“空調服NG”な過酷な現場で、確実な冷却効果を求めるならこれ一択と言える1着です。
「空調服の涼しさだけじゃ物足りない…」という現場に、今じわじわと人気が広がっているのが、山真製鋸のアイスマン HYBRID-PROです。
なんと、水冷と空冷を組み合わせたハイブリッド型ベスト。
お値段は決して安くはございません…。
ただ、空調服だけではもう物足りない!水冷服と空調服を別々で揃えるのは面倒くさい、といった方にはぜひおすすめです。
ベスト内部には冷水用のチューブが全身にめぐらされていて、タンクに入れた冷たい水が循環します。
冷却ポイントは、首元・脇下・背中と、汗をかきやすく熱がこもりやすい部分に集中していて、特に首元に冷たい水が流れる心地よさは格別です。
しかもこのベスト、ここがポイント!
24Vファンが搭載されているので、空冷機能も同時に使えるんです。
「水冷だけ」「空冷だけ」「両方同時使用」の3パターンで切り替え可能。作業内容やその日の気温に応じて、柔軟に使い分けできます。
ファンと水冷それぞれにスイッチがついており、バッテリーも専用のものを推奨。高出力のHV24Vファンと連動して、最大100L/秒という大風量を生み出します。
しかもファンを使わない時は、最大約260時間もの水冷運転が可能という省エネ設計も魅力!
水を入れるチャージボトルは専用のものもありますが、凍らせたペットボトルなどでも代用可能。予備があれば長時間の冷却も安心です。
さらに、取り外し可能なフード付きで、着用時の使い勝手も◎。風が逃げにくくなるため、使用時はフードを装着するのがおすすめです。
本体はやや重量感がありますが、その分冷却力と機能性はトップクラス。夏の現場で「とにかく冷えがほしい!」という方には、一度体験してみてほしい一着です。
空調服に加え、水冷・気化熱・ハイブリッド型と、現場向けの熱中症対策グッズは年々進化を遂げています。
「電源の確保が難しい」「ファンが使えない環境」「とにかく冷却力が欲しい」など、現場ごとに求められる条件はさまざま。だからこそ、現場の環境や作業スタイルに合わせて“適した1着”を選ぶことが大切です。
ダイマツでは、バートルやアイズフロンティアなどの空調服はもちろん、今回ご紹介したような空調服以外の熱中症対策アイテムも豊富に取り揃えています。
「どれが自分に合うかわからない…」という方は、ぜひスタッフにご相談ください。
あなたの現場にピッタリの“涼しさ”をご提案します!
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この記事の監修者
株式会社ダイマツ
https://daimatsu-workwear.com
大阪府摂津市に拠点を持ち、48年以上にわたり高品質な作業服を提供。業界内外で高い評価を得ており、BURTLE、寅壱、I’Z FRONTIERなどの人気ブランドを取り扱っています。
作業服の他、安全靴、工具、ヘルメットなど幅広い商品ラインナップを展開し、独自のカスタムオーダーサービスで職人ニーズに応えています。
執筆者:谷優子
Instagram:https://www.instagram.com/secretaria_mc/
Youtube「だいまつチャンネル」
だいまつ公式YoutubeチャンネルのMCとして出演。
長年のMC経験を活かし、作業服や関連アイテムに関する情報をわかりやすく提供しています。